筑波山

登山を楽しむ


筑波山は、だれもが気軽に登ることができます。ただし、あくまでも山。滑りやすい岩場があったり、霧が出たりと町中を歩くのとは違い、歩きやすい靴や服装、水など最低限の準備が必要です。

登山の前に山の形とポイントとなる地点、おおよその標高を頭に入れておくと便利。南から見て右が女体山(877m)、左が男体山(871m)。その中間の低くなった所が、御幸ケ原(約800m)です。

山頂への登り口は、3か所。筑波山神社(300m)からは、御幸ケ原を目指す「御幸ケ原コース」。女体山を目指す「白雲橋コース」の2コース。また、つつじケ丘(550m)から女体山を目指す「おたつ石コース」があります。

3コースのうち、御幸ケ原コースは男体山へのルート。白雲橋とつつじケ丘のコースは女体山へのルートです。それぞれのコースは、つながっていますので、登りと下りを別々にすれば山巡りが楽しめます。また、神社から御幸ケ原へはケーブルカー、つつじケ丘から女体山へはロープウェイがあります。うまく利用し、無理のない登山をお楽しみください。

ロープウェイ

筑波山ロープウェイ

筑波山ロープウェイは、大駐車場脇のつつじケ丘駅と女体山駅を結びます。全長1,296m、高低差298mのスイス製ロープウェイ。毎秒5mの速度、所要時間約6分で女体山駅へ運んでくれます。 1年を通して関東平野を一望できる眺望がなんと言っても最大の魅力です。眼下には、霞ヶ浦や太平洋、さらに東京都心のビル群をはじめ、東京スカイツリーや富士山など、地球の大きさを改めて実感できる光景は感動そのものです。

ケーブルカー

筑波山ケーブルカー

筑波山神社隣の宮脇駅から筑波山頂駅を結びます。全長1,634m、高低差495mを毎秒3.6m、所要時間8分で一気に山頂駅の御幸ヶ原まで運行するわが国有数のケーブルカーです。 四季を通じて色とりどりの草花を見ることができます。春は梅、桜、カタクリ、ニリンソウ、つつじ、初夏にはアジサイ、秋には紅葉、冬には雪景色を楽しむことができます。また、標高500mを超えると、樹齢500年を越える杉の巨木が多く見られ、筑波山を形作っているハンレイ石の巨岩も見ることができます。

温泉情報

筑波山神社近くの門前通りや、つつじケ丘に旅館、ホテルが建ち、温泉が引かれています。 旅館、ホテルの温泉は宿泊客が対象と思われがちですが、登山など日帰りの方のために「立ち寄り湯」のサービスもしています。

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関連アプリ情報

YAMASTA(ヤマスタ)

「YAMASTA(ヤマスタ)」とは、スマートフォンのGPSを利用し、記念のデジタルスタンプを発行し収集するアプリです。
スタンプイベントの対象の山に登り、山頂や山小屋などの所定の場所でチェックインをすると、記念のスタンプを取得することができます。
「TX×YAMASTA 筑波山スタンプラリー」を実施しており、2021年12月1日から新たに"筑波山とガマ"の関係を歩いて紐解く「筑波山ガマ スタンプラリー」が追加されました。

Mount Tsukuba App(筑波山登山アプリ)

Mount Tsukubaアプリは、初心者から上級者まで、誰もが登山の楽しみを味わえる筑波山をより安心・安全に楽しんでいただくために、3S(Safety × Sustainable × Share)の理念のもと、登山道整備を行う団体「つくばトレイルガーディアンズ」が中心となり、茨城県をはじめ警察や消防、地元企業が協力して開発したアプリです。