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【国土地理院 地図と測量の科学館】企画展「国土地理院と防災」
日本列島周辺は複数のプレートがぶつかり合うことで、地殻に複雑な力が加わり、地震が多く発生します。また、国土の75%を山地が占めており、河川は上流から河口までの距離が短く、急勾配であることから、台風や近年増加している線状降水帯による集中豪雨は、時として甚大な被害をもたらします。
国土地理院は「災害対策基本法」に基づく指定行政機関として、頻発する災害から国土と国民の生命・財産・暮らしを守るため、測量・地図分野の技術を活かした災害対応関連施策を推進しています。
災害が発生すると早急に測量用航空機等で現地を緊急撮影したり、衛星データを即座に解析したりすることで被害状況や地形の変化、地殻変動の様子などを詳細に捉え、いち早く地図上に表現して、災害対策本部や関係機関に情報提供をしています。併せて、国土地理院のホームページやウェブ上の地理院地図などを通じて広く一般に公表しています。
また、防災に役立つ様々な地図情報の公開や、防災・地理教育の支援も積極的に進めています。
この企画展では、国土地理院の災害対応をはじめとした防災等について紹介をしています。
ぜひ、この機会に足を運んでいただき、防災意識の向上につなげていただければ幸いです。