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「安全」への取り組み
自然災害防止のための対策
沿線防災システム
自然災害による事故の未然防止のため、沿線に設置した風速計・雨量計・温度計・水位計・地震計の各情報を収集監視するシステムを導入し、基準値を超えた場合には列車の運転を規制し、安全を確保しています。

風速計 | 風速を観測し瞬間風速と平均風速を表示する機器 |
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雨量計 | 降雨量を観測する機器で1時間の単位雨量と降り始めからの積算雨量を演算する機器 |
温度計 | レール及び大気の温度を観測する機器 |
水位計 | 河川の桁下水位を観測する機器 |
地震計 | 地震の初期微動(P波)を検知し大きな揺れ(震度5弱以上)が到来すると推定された場合、及び震度5弱以上の揺れ(S波)を検知した場合、警報を発出する機器 |
早期地震警報システム

2013年10月より、気象庁の緊急地震速報の活用と併せ、「早期地震警報システム」を構築して運用しています。
TX沿線に3箇所だった地震計を5箇所に増設したほか、S波(本震)の地震を検知した場合に加え、P波(初期微動)を検知して地震が到来すると予測された場合にも、警報を発する機能を備えた地震計を導入しています。
警報は、走行中の全列車に対して、乗務員室内にある列車無線を通じて停止指示の警報音と音声メッセージが通報されます。その後、通報を受けた乗務員が緊急停止操作を行い、列車を減速・停止させることで、お客様の安全を確保し被害の軽減を図ります。
また、地震計はTX沿線に設置しているため、沿線50km以内を震源とする地震に対して、気象庁の緊急地震速報よりも早く警報を発せられる効果もあります。
その他の対策として、震度6強以下の地震で駅間停止した列車の乗客の避難誘導については、最徐行にて最寄駅まで移動できるようにしています。

防雷システム
雷の被害から列車運行に関係する重要な機器・設備を守るため、防雷システムを設置しています。
防雷システムの概要

- 1.雷雲の発生により地表面に誘導されたプラス電荷を、電荷放散器で空中に放散します。
- 2.放散された電荷が上空で保護シールドを構成し、雷雲と上空の放散電荷の間で放電することで、大地への落雷を防止します。

極性反転型(PDCE)避雷針

避雷設備として、既存の防雷システムに加え、南流山から守谷間に極性反転型避雷針を114基設置しました。
これにより、当該区間における落雷被害を最小限に抑える効果が期待できます。