「環境」への取り組み

沿線の環境保全

完全立体交差化

env_12_2021.png

TXは、路線の全長58.3kmの全線に渡り、トンネル・高架橋・橋りょう等により、踏切のない完全立体交差を実現しています。 踏切が原因となる道路渋滞の発生を防ぎ、自動車のアイドリング等による大気汚染やCO2の発生を防ぐ環境にやさしい構造となっています。

env_13_2021.png

防音壁

TXの地上部分は、一部の橋りょうなどを除いた区間において標準高さ2mの防音壁を設置し、騒音の拡散を抑制しています。

ロングレール

ロングレールは標準レール(25m)を溶接によって、可能な限り200m以上の継目のない、レールにします。これにより、列車走行時の振動や騒音抑制に寄与しています。

消音バラスト

TXでは、騒音低減のため、高架橋軌道内に消音バラストを散布しています。

変電所の防音壁

env_14_2021.png

変電所から発する騒音対策のため、防音壁を設置し、騒音の拡散を抑制しています。

弾性マクラギ直結軌道

弾性マクラギ直結軌道は軌きょう(レールとマクラギを組み合わせたもの)を直接道床で固定する構造です。

道床コンクリートとマクラギの間にはマクラギパッド(防振ゴム)や防振キャップを採用し、騒音・振動の低減を図っています。

レールの保全

列車が繰り返し走行することにより、レールの頭面は微小な凹凸が発生し、乗り心地の悪化や騒音・振動が増大します。

定期的にレールを削正することで、車輪とレールの接触状態を良好に保ち、騒音の低減や乗り心地の改善を行っています。

踏面フラット検出装置

env_15_2021.png

守谷駅と柏たなか駅間に車輪の「フラット検出装置」を設置し、車両走行に伴い車輪踏面に発生するフラット(車輪の摩滅による平面)等の擦傷を早期に発見しています。

検出されたフラット等は、早期に車輪旋盤装置で削正し、騒音・振動の低減を図っています。