ニュースリリース

鉄道旅客運賃の上限変更認可申請について ~小児普通旅客運賃(IC)・通学定期は据え置き又は値下げへ~

 首都圏新都市鉄道株式会社(代表取締役社長:渡邊 良、本社:東京都千代田区、以下「当社」)は、つくばエクスプレス(TX)線の運賃改定の実施(20263月予定)に向けて、本日、国土交通大臣宛に鉄道旅客運賃の上限変更認可申請を行いました。

 当社は、開業以来、安全・安定・安心輸送の確保を最優先とし、地域に密着した鉄道として、お客様サービスの向上に取り組んでまいりました。開業からまもなく20年を迎え、経年劣化した車両や鉄道施設、混雑への対応等が急務となっています。このため、車両や鉄道施設の大規模更新や車両の長編成化等を実施し、将来にわたって安全・安定・安心輸送の維持・向上を図っていく必要があります。

 今回の申請は、昨今の物価高騰等に対応しつつ、安全・安定・安心輸送の確保に必要不可欠な設備投資等を着実に実施し、今後とも持続可能な経営を行うため、不足する費用の一部についてお客様にご負担をお願いするものであり、開業以来初(消費税率変更によるものを除く)の申請となります。また、日本全体で少子化が進行するなか、子育て世代が沿線に定着することは、当社や沿線の発展にとって重要であるため、運賃改定に際しては、小児普通旅客運賃(IC)や通学定期は据え置き又は値下げとし、子育て世代に配慮した運賃とします。