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Technical
技術系
主に施設・電気・車両の3系統に分かれ、保守・メンテナンスや、工程・進捗管理、新設備導入計画などに携わります。当社の事業を技術的側面から支えます。
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施設系統保線担当
走行する列車を支える2本の線路は、お客様の安全や乗り心地の原点。
TX全線58.3キロメートルの線路を守る。

鉄道で言う「線路」とは、車両が走る2本のレールだけではなく、レールを固定する枕木や土台となる路盤を総称した呼び名です。TXで使用するレールは1メートルで60キログラムあり、乗り心地を良くするためにレールの継ぎ目を溶接し、継ぎ目のないロングレールを採用しています。保線担当はレールを中心とした周辺設備を守ります。
列車が安全に走るには、レールがしっかりと固定され、左右のレール間が一定距離を保っていなければなりません。直線だけではなく、カーブや勾配もありますし、列車が走ればレールは傷つき、特にカーブではレールが擦り減ります。また気温などの天候による伸び縮みもします。
列車が通過する全ての箇所で左右のレール間の距離を保つために、日々の状態確認と定期的な補修が必要不可欠です。
線路の状態は、昼間は徒歩による巡視、夜間の列車が動かない時間には検測車両を使い確認します。
線路の交換作業は、保線担当の大きな仕事のひとつです。事前に数日掛けて交換箇所へ新しいレールを運び、交換当日は多くの協力会社の方とレール交換作業を行います。レールを枕木から外しレール切断、新しいレールと交換し切断した部分を再溶接し、レールを固定します。一度に交換するレールの長さは約400メートル。列車が止まる夜間の短い時間に交換作業は行われています。

ここではたらく
社員のインタビュー

施設系統土木担当
TXの特徴のひとつ「踏切ゼロ」。
トンネルや橋りょうを多く採用し、列車はその中を走行。
これら土木構造物を守るのが土木担当。

悪天候に強いTXを支えているのが、トンネルや高架橋といった土木構造物です。地震の後や暴風雨の中でも、運行を続けることが出来るのは頑丈な土木施設があるおかげです。
地下区間のトンネルの壁から、高さ10メートルを超える高架橋や橋桁など、多くの施設はコンクリートで造られた壁や柱に支えられています。コンクリートは地上部であれば日射しや雨風に打たれ、地下部であれば地下水などの影響によりダメージを受けます。そのダメージは壁や柱の表面だけではなく、コンクリートの内側に亀裂やヒビとして発生することもあります。コンクリート片が壁から剥がれ落下し、列車に当たると大きな事故に繋がる可能性があります。
土木担当の主な仕事は、コンクリートに潜む亀裂やヒビを見つけること、その亀裂やヒビが大きくなる前に補修することです。その発見には、レーザー、超音波、打音、目視など、あらゆる方法で傷を探します。
高所作業車を使い地上からは見えない箇所の点検や列車の止まった夜間にトンネル内を確認するなど、土木施設の点検は大規模な作業が多いのが特徴です。
踏切は、列車と車や人が交差する箇所で事故の起点となることが多く、また交通渋滞の要因のひとつともいわれます。土木構造物が鉄道と人や車の住み分けを可能にすることで、安全で快適な街づくりにも貢献しています。


施設系統建築担当
駅はお客様を迎える鉄道の玄関口。
駅での時間を快適に過ごしてもらえるよう、駅や駅構内の建築施設・設備を維持・改良。

駅の外装・内装、駅名看板・駅構内の待合室といった駅施設やトイレ・ベンチ・手すり、シャッターといった設備の管理、消火栓や消火器、非常口への誘導表示など防災に関する設備の点検などを行います。
誰もが使いやすく安心して利用できる駅は、施設や設備そのものが良いのはもちろん、その機能性やデザイン、照明やレイアウトといった様々な要素が噛み合って出来上がります。安全であることはもちろん、お客様目線に立ちどのようなサービスが求められているかを考え、形にしていくことが建築担当の仕事です。
また、お客様だけではなく、社員が利用する事務所や宿泊施設の建築なども行います。2020年7月には八潮総合事務所という新事務所がオープン。秋葉原方面でトラブルが発生した際に、従来よりも素早く対処できるようにと、第2の総合基地の役割を持っています。TXの安全を支える社員の働く環境づくりも大切な仕事のひとつです。


施設系統機械担当
TXは全駅ホームドア完備。
各駅に設置されたホームドアやエレベータなどの機械設備を守る。

お客様が駅を安全かつ快適に利用するために、多くの機械設備が設置されています。ホームでの安全を守るホームドア、駅構内の移動をスムーズにするエレベータやエスカレータ、地下駅構内の温度を調整する大型空調機などの管理をするのが機械担当です。
TXは高架橋や地下区間を多く走るため、列車に乗るには上下の移動が必要となります。そのため、エスカレータやエレベータなどの機械設備も列車と同じように、安全・安心・安定に利用できることが求められています。
TXでは開業からホームドアが全駅に配備されており、今では列車の安全運行に欠かせないものとなっています。TXで使用するホームドアは全部で1,104台。多い駅では1日400回以上ドアが開閉しています。また最近では、ホームドアセンサーを3Dセンサーに変更するなど、新たな時代の設備へと改良を行っています。
その他にも、秋葉原駅では深夜電力で造られた氷を冷房に利用することで、特に夏の午後の電力消費が多い時間帯に電気使用量を抑える取り組みを行っており、これらの設備も機械担当が管理しています。


電気系統変電担当
鉄道も電力会社から電気を購入して列車や各設備を動かす。
購入した電気を変換する変電所を守る。

鉄道で使用する電気も一般家庭と同様に電力会社から届きます。家庭との違いは、電気の大きさです。鉄道では電力会社から届く2万ボルトまたは6万ボルトの特別高圧電気をTXの変電所内で変換し、鉄道や駅構内で使用しています。TXでは10箇所の変電所を持ち、その管理をおこなうのが変電担当の仕事です。
鉄道は電気が無ければ動かすことができません。変電所のトラブルは運行への影響が大きいことから、常に各変電所の稼働状況を細かく監視し、何か異変があれば速やかに対応をする必要があります。また、点検作業は日中だけでなく、列車が動いていない夜間に行うことも多く、変電設備の点検だけでなく、変電所を監視する各種設備も点検もしています。
最近では、1時間あたりの列車運行本数を増やすにあたって、変電所の設備強化を行いました。列車に乗るお客様には気付いてもらえない内容ではありますが、任されている責任は他の仕事にも負けない仕事です。
その他、TXでは電気を使用するだけではなく、列車がブレーキ時に発電する回生電力を電力会社へ供給する事業も行っています。これはTX独自の取り組みとして他社にはない特徴のひとつです。

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社員のインタビュー

電気系統電力担当
変電所で変換した電気を駅の照明などで使えるようにする配電設備や列車に電気を送る電車線を守る。

電力会社から届いた電気をTXの変電所で利用できるように変換したあとが、電力担当の出番です。
変電所で変換された電気を、使用設備や機器に合わせて、適性電圧へ再変換し、電気を分配する配電設備の管理や列車に電気を送る上で重要な役割を果たす電車線設備、駅構内で使用される照明設備などの管理が電力担当の仕事です。
列車の上に張られている電車線は、列車の高速走行に耐えられるよう常に緩みない状態を保ち、また擦り減って切れることの無いように定期的に交換を行います。電車線は線路から数メートル上の位置にありますので、高所作業車を使って点検や補修作業を行います。
駅構内の高い位置にある照明設備は、電球の交換であっても安全を確保するため、お客様が居ない夜間に作業を行います。現在は照明器具のLED化を行い、電球の寿命を延ばし交換頻度を減らすことで省エネ、省力化を進めています。
地下駅などには、非常用の発電機が設置されています。何かトラブルにより電気が止まってしまった場合、お客様を非難させるため必要最低限の照明や設備を動かす電力を確保しなければなりません。トラブルはいつ起こるかわかりませんので、定期的に試運転などを行い、いざという時のために備えています。


電気系統信号担当
列車も車と同じように信号に従って運転をおこなう。
鉄道信号に関する設備、信号情報を活用した運行管理システムなどを保守。

鉄道が安全かつ正確な運行を行う上で、重要な役割を果たしているのが信号設備です。列車は、線路上でどこを走行しているか、レールに流れる電気を利用しその位置を特定しています。この情報を元に列車の安全距離を保つことから、現在の鉄道運行において、信号設備は欠かすことのできない設備のひとつとなっています。
TXでは、列車の運行を制御する運行管理システムや列車の運転を支援するATC・ATOを導入しています。ATC(自動列車制御装置)は、前を走る列車との距離を信号情報として受け取り、その距離によって停止信号、進行信号、制限速度を表示し、列車の安全を守っています。ATO(自動列車運転装置)は、ATCの制限速度に合わせ列車の速度を自動で調整しています。
また守谷駅や八潮駅には、線路のポイント(転てつ器)が設置されており、運行管理システムからの情報と電気で動かしています。線路が動くということは、行先の線路が切り替わったことを信号情報として送る必要がありますので、ポイント周辺には信号設備が多くあります。
信号設備にとっての大敵が「雷」。信号設備の近くに落雷があると設備が壊れてしまうことがあり、列車の運行に大きな影響を与えるため、天気予報は常に気にしています。また、雷からの被害を最小限に抑えるために、ポイントのある駅では防雷システムを導入し設備を守っています。


電気系統通信担当
列車やお客様の安全を支える為の数多くの通信設備。
列車無線や監視カメラ、駅構内放送装置等の各設備を守る。

通信担当が管理する設備の数は約40種類。主なものを紹介すると、各駅や総合基地などの拠点間を繋ぐ専用電話、全列車に搭載されている列車無線、駅にある時計や行先表示、火災報知器、防犯カメラ、放送装置、乗務員がお客様の乗降を確認するITVカメラ、沿線の地震計・風速計・雨量計など数多くの設備を管理しています。無線であれば電波強度なども確認の対象です。TX全線の様々な箇所に設備が配置されているため、点検する設備の種類・点検箇所の多さは、技術職の仕事全体でも随一といえます。
通信という言葉は、連絡や非常時の通報を目的とした通信手段のイメージが強いですが、TXでは安全を守るため各駅や沿線の状況を常に見渡す状態監視やトラブルが起きた時の異常検知といった面で非常に大きな役割を果たしています。
地震の際には緊急地震速報が流れますが、これも通信担当が管理する地震計の検知や気象庁からの情報をもとに、列車無線を通じて列車や各施設に速報として知らせています。
またTXで働くすべての社員は、必ず何かしらの形で通信設備を使い業務を行っていることから、会社全体を支える縁の下の力持ちといった仕事でもあります。

ここではたらく
社員のインタビュー

車両系統列車検査・月検査
お客様が乗る列車は、基本機能に故障がないか定期的に検査を実施。
列車検査・月検査は、短い周期(10日毎・3か月毎)で検査。

お客様が乗車する車両は、常に安全な状態に整備されていなければなりません。そのためには、定期的な検査を行う必要があります。10日以内に1度行う列車検査、3か月以内に1度行う月検査は、比較的短い期間に行う検査です。
各検査では、列車の基本性能(動力・ブレーキ・ドア・放送・その他安全装置)に異常がないか、消耗品などの交換の必要はないかなどを確認します。短い周期で検査を行うことで列車の基本性能に問題を抱えたまま走行していないか、安全に利用できる状態であることを確認しています。
列車検査は、2人1チームで1日に4~5本の検査を行います。1本あたりの点検時間は約90分。各装置や機器に損傷はないか、ブレーキの制輪子は交換時期になっていないか、各装置の基本機能は確実に動作しているかなどを、主に目視や運転台から確認します。
月検査は8〜10人1チームで1~2日に1本の検査を行います。列車検査に比べ点検項目が多く、特に床下機器などは装置ごとに機器の内部を開けて確認を行います。また装置に応じて検査機器を使い動作試験や測定などを行い、各装置が正常に役割を果たしているか確認します。
どちらの検査にも共通しますが、車両の屋根上から床下まで、点検箇所の清掃も含めながら一つひとつ丁寧に検査を行っています。

ここではたらく
社員のインタビュー

車両系統重要部検査・全般検査
長期間使用した車両は、様々な箇所に疲労が現れます。
重要部検査・全般検査担当は、長期間使用した車両を細かく分解し、主要装置のほか、台車や車体の検査を行います。

TXの車両は1編成1日あたり200キロメートル~1,000キロメートルお客様を乗せて走ります。列車に搭載されている各装置が正常に動いていることは、列車検査や月検査で確認をしていますが、簡単に取り換えることが出来ないモーターや圧縮機といった大型装置や列車の台車などについては、重要部検査や全般検査として点検を行います。
重要部検査では、60万キロメートル走行に1回、列車に搭載されている大型主要部品を取り外し、部品を分解・清掃・傷んだ部品の交換などを行います。全般検査は8年を越えない期間により細部まで分解し部品を取り替えます。
こういった大型検査については検査に時間が掛かることから、検査専用の工場内に列車を運び、工場内で分解しながら装置ごとに検査を行い、検査が終わると組み立てに入り、最後に本線上試運転で機能確認をして完了です。
重要部検査、全般検査は休日を除いて17日間かけて検査を行います。
このような検査を通過した列車が、お客様を乗せて毎日線路の上を走っています。


車両系統修繕・更新
車両が傷ついたり、装置の故障により交換などが必要となった場合に、列車の緊急修理を行う修繕担当、機器の更新や塗装の塗り直し、車両の内装変更などの車両のリニューアルを行うのが更新担当です。

毎日列車が走る中では、列車に物がぶつかり破損してしまうこともありますし、検査時には問題が無くても走行中に装置が故障し、列車を安全に使用できなくなることもあります。このような場合は、外装であれば破損したものの交換、機器の故障であれば過去の故障事例などから故障原因を特定し修理します。トラブルはいつ起こるかわかりませんが、日頃から車両の状態を確認しておくことや、多くの経験を積むことでトラブル発生時にも的確な対応ができる係員になります。
TXで使用する車両の耐用年数は約40年を想定していますが、この期間、お客様に安全かつ快適に利用して頂くには様々なメンテナンスが必要になります。特に車体修繕や重要部品の取替・再塗装は大切な作業です。また時代に合わせて車内のレイアウトや案内表示器を変えていく必要があります。車両の検査や修理を除く、車両の保全や機器の更新、車両の改修を行うのが更新担当での仕事です。


その他本社
長期計画や予算策定を通して、鉄道設備のあるべき姿を支えていく。

新規設備導入や設備更新のための長期計画、予算の策定が本社部門の大きなミッションです。本社技術部は、現業部門と同様、施設・電気・車両の3系統に分かれ、各系統の計画・管理・企画・発注などの仕事をしています。施設系統を「施設・工事課」、電気系統を「電気課」、車両系統を「車両課」という部署が所管しています。また、3系統すべてに関わるような大規模プロジェクトへの対応のため、技術部門の各系統をまとめる組織として「計画課」という組織が設置されています。
本社には、運輸部・技術部が所属する鉄道事業本部のほか、一般管理・経営企画をおこなう部署もあり、運輸系・技術系出身の社員がそれぞれ専門性を活かし働いています。「総務部」は、総務・人事・法務などの部署で構成され、企業活動を裏から支えながら、各職場の円滑な業務をサポートします。「経営企画部」は、経営戦略・財務・経理・広報・沿線事業などの部署で構成され、会社の今後の成長を見据えた施策の提言・推進をおこなっています。

ここではたらく
社員のインタビュー
Ttransport
運輸系
運輸系 | |
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各駅でお客様をお迎えする駅務員、目的地まで列車を運行する乗務員など、お客様サービス全般や列車運行などに携わります。日々、お客様に安心してご利用いただける鉄道を第一線で提供します。

運輸系駅務員
TXを利用するお客様をお出迎えする駅係員は、
会社の「顔」。
特に困ったお客様がいらっしゃる窓口業務は、
駅係員の見せ場。

駅務員は駅にいらっしゃるお客様のご案内やホームでの安全確認など、皆さんのイメージしやすい仕事の他に定期券の発売、駅構内の巡視や監視、清掃、遺失物の登録・管理、電話による問い合わせ対応、振替輸送対応、始発前の駅立ち上げ準備や終電後の営業終了対応など、駅が営業している間に様々な仕事をしています。特にお客様と直接コミュニケーションを取る機会が多いことから、接客や人と話をすることが好きな方が向いている仕事と言えます。
また駅での仕事は2~9名のメンバーと一緒に仕事を行います。お互いに協力しながら仕事を進めるため、メンバー同士の連絡や報告は欠かせません。時には一緒にトラブル対応にあたり、時にはお互いが行うべき役割を果たすことで駅の一日を守っています。
TXの駅は全部で20駅。駅によって個性があり、ご利用されるお客様も少しずつ違います。お客様から頂く「ありがとう」という感謝の言葉は、仕事をするうえで大変励みになります。

ここではたらく
社員のインタビュー
ここではたらく
社員のインタビュー

運輸系乗務員
TXの列車はワンマン運転。
乗務員は列車の運転だけではなくドアの開閉、車内放送も担当し、
安全かつ正確に、お客様を目的地まで運ぶ。

列車に乗務し、お客様を安全に目的地まで運ぶことが乗務員の最大の使命。TXではワンマン運転を導入していることから、列車には乗務員一人。車掌は居ません。そのため車両ドアの開閉や異常時の車内放送も乗務員が行います。ATCやATOといった乗務員をサポートする安全設備は付いていますが、時速130キロメートルで走る列車のハンドルを握る手は自然と力が入ります。朝のラッシュ時間帯はとても多くのお客様が乗車しているため、その緊張感は大変なものですが、小さなお子さんからの憧れのまなざしを背に列車を運転する時などは誇らしい気持ちにもなります。
乗務員という仕事には国家資格である「動力車操縦者運転免許」が必要なため、鉄道会社に入社してもすぐに乗務員になることは出来ません。一定の経験年数といくつかの試験をクリアした後に乗務員になることが出来ます。試験勉強は大変ですが試験をクリアした先には、また違った景色を見ることが出来ます。

ここではたらく
社員のインタビュー
ここではたらく
社員のインタビュー

運輸系指令員
お客さまから見えない裏側で
鉄道の安全・定時運行を支える運行管理のスペシャリスト。

指令員は、鉄道の安全運行に関わる情報を集約し、各職場へ連絡・共有することを仕事としています。輸送障害などの異常事態が発生した際には、各列車や職場に対し適切に情報を伝え、発生している問題を解決し、正常な運行への回復を目指します。
TXの指令員には、運輸指令・情報指令・技術指令の3種類の指令員が存在し、それぞれが異なる役目を担っています。
運輸指令は主に列車の運行監視を行い、安全運行を見守ります。列車に遅れが出ている時は、遅れの原因を特定し、列車へ適切な指示を行い、ダイヤの遅れを戻します。
情報指令は、運行情報の配信など、各列車や職場へ無線を通して、列車の運行に関するリアルタイムの情報共有をおこないます。
技術指令は、列車へ電気を流す電力線や電気設備、各施設の機械設備などの監視を行い、技術的な観点から、駅や列車運行の安全を見守っています。電気系統の技術員が線路内の保守作業をおこなうような場合は、作業担当者と技術指令が細かく連絡を取り合い、安全に作業を行います。


その他本社
運行計画から各種イベントの企画まで
企画・管理業務を通してお客様の満足を実現。

本社運輸部では、運行計画の策定からお客様向けイベントの企画・運営まで、「鉄道輸送」サービスに関わる計画や管理、企画業務をおこなっています。お客様の動向をとらえた運行計画や、より多くのお客様に鉄道を利用していただくための施策など、多様な専門領域で、お客様に安心して利用していただける鉄道を目指しています。駅でのお客様サービス全般を管轄する「旅客課」、広告や各種イベントの企画運営をおこなう「営業課」、運賃売上や窓口・券売機の機器を管理する「審査課」、運行計画・鉄道ダイヤの作成、乗務員管理をおこなう「運転課」の4部署があります。
本社には、運輸部・技術部が所属する鉄道事業本部のほか、一般管理・経営企画をおこなう部署もあり、運輸系・技術系出身の社員がそれぞれ専門性を活かし働いています。「総務部」は、総務・人事・法務などの部署で構成され、企業活動を裏から支えながら、各職場の円滑な業務をサポートします。「経営企画部」は、経営戦略・財務・経理・広報・沿線事業などの部署で構成され、会社の今後の成長を見据えた施策の提言・推進をおこなっています。
