
Interview
新人時代の
現場経験を生かしながら
テナント誘致や
経営企画で活躍
経営企画部 経営戦略課
小林さん
2020年入社 / 融合理工学府

01子どもの頃から
慣れ親しんだ鉄道会社
大学で建築やユニバーサルデザインについて学んでいたこともあり、その知識や経験を仕事で生かしたいと考えていました。鉄道業界はそうした思いを叶えられる絶好の場所だと思いましたし、出生地がつくばであり、TX沿線に祖父母が住んでいるため開業当初からTXを利用していたことも入社への気持ちを後押ししました。
入社後の2年間は、技術部施設管理所に所属して、鉄道施設の保守管理業務などを担当しました。お客さまに安心して鉄道をご利用いただくために、日々、現場をまわって不具合が無いかを点検し、故障や破損を見つけた場合には協力会社と連携しながら修繕を行っていました。新人時代はとにかく分からないことだらけでしたが、先輩たちが「いつでもどんなことでも聞いて!」とあらかじめ声を掛けてくれていたので、不安を感じることなく前向きに経験を積むことができました。自身で手を動かす機会も多く、例えば雨漏りを見つけた場合にはガムテープやビニールシートを使って応急処置を行うことも。日々の業務を通じて駅の構造や特徴を理解できたことが、その後のキャリアで大いに役立ちました。

02駅構内のテナント誘致業務で活躍
入社3年目に経営企画部へ異動して、まず担当したのは、駅構内の商業スペースにテナントを誘致したり管理したりする業務でした。当時、北千住駅のショップの入れ替え計画が進んでおり、そのリニューアルプロジェクトに携わることになったのです。どのようなショップであればお客さまや街の人々に喜んでいただけるかを考え、候補としてあがったテナントにアプローチして、出店が決まったのちには保守管理業務で得た知識を生かしながら工事を進めていきました。その後、異動することになったため残念ながらオープン時に立ち会えませんでしたが、その経験から大きな手応えを得ることができました。今は、ユーザーの一人としてそのショップを愛用しています。
現在は、経営企画部の経営戦略課で乗車人員をはじめとした利用実態の分析、設備投資事業の検討や調整など、会社の経営に関わる業務を担当しています。会社の未来を左右する決断の場に立ち会ったり関わったりする機会も多く、やりがいはとても大きいです。建築、交通工学、データ分析、経営など、さまざまな知識やスキルを広く深く求められる仕事であり、未知の領域へのチャレンジに日々苦労しながらも、新しいことを知る楽しさに毎日ワクワクしています。
03若いメンバーが
活躍する活気ある職場
異動してきたばかりということもあり、今はまだ上司や先輩のサポートのもとで経営戦略課の業務を遂行しています。ですので、まずは独り立ちをして、今の業務を主体的に進められるようになることが目標です。幅広く経験を積みながら、ゆくゆくは仕事を通じて会社や地域へ貢献できる存在へと成長していきたいです。
当社は第三セクターの鉄道会社です。地方自治体が出資していることもあり、地域に根ざした事業を展開していることが当社の大きな特徴でもあります。開業してまだ20年経っていない比較的若い鉄道会社でもあるため、若いメンバーが多く活躍しており、職場では社員同士のコミュニケーションが活発に交わされています。そうした環境下で、これから入社される皆さんにも積極的に自身の意見を発信してもらいたいですし、一緒に当社の未来を創っていきたいです。TXになじみを感じていらっしゃる方はもちろん、沿線エリアの発展に貢献されたい方にも、ぜひ当社に興味を持ってもらいたいと思います。


Daily Schedule 1日のスケジュール
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09:15
出勤・朝礼
チームで情報をシェアします。
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09:30
前日までの乗車人員の分析
前日までの駅別・券種別の乗車人員を分析。利用実態の把握は当社の経営状況の把握にも繋がるため、日々の乗車人員の分析は欠かせません。
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09:45
資料の作成
経営会議に諮るための資料を作成。資料作成においては、読み手に伝えるべき情報を端的にまとめることを意識しています。
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11:00
部内打合せ
作成した資料をもとに部内で打合せ。
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12:15
昼休憩
デスクでランチ。
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14:00
経営幹部との打合せ
午前中に作成した資料をもとに経営幹部と打合せ。会社の将来に関わる案件に携われるのが経営戦略課の醍醐味です。
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15:00
資料の修正
経営幹部との打合せを踏まえた資料の修正。
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17:00
メールチェックなど
翌日以降のToDo整理やメールチェックなどの事務作業を実施します。
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17:45
退社
他部署の先輩と本社近くのジムでボルダリングを楽しみます。